米連邦準備制度理事会(FRB)が3日、現在の超大規模な金融緩和をテーパリングすることを正式に決定しました。
現在は毎月1200億ドルのマネー供給をしているのを段階的に縮小し、22年6月までに終了するという内容です。
新型コロナウイルスの感染予防に伴う経済対策が、大きな転換点を迎えました。
市場では事前に予想されていたことなので、きょう4日の日本市場も前日比プラスで寄り付くなどショックはありません。
世界では目下インフレ率の高騰が懸念されており、FRBは今後の金融政策ののりしろをいったん確保した形です。
長期的には株式市場を冷やすのは間違いないので、イケイケの投資はできなくなることを意識したいところです。