SBIホールディングスに敵対的TOBを仕掛けられている新生銀行が18日、賛否の表明を21日まで延期すると発表しました。
同行はあらかじめ約1カ月間の検討期間を要するとしていたのですが、ここにきて「検討項目が多数に渡る」として、あと3日間の猶予を請うことになった…という展開です。
この「考える時間がもう少し欲しい」という声明を公式に出してしまうあたりのセンスは、言い訳として通用すると判断しているのなら相当なものだと思います(もちろん良くないほうの意味で)。
同行の経営陣は、1カ月間もかけたのに企業の最重要課題に対する対処方針すらまとめられなくても、株主に対して問題ないという認識を持っているのでしょうか。