先週、中国の不動産最大手・恒大集団にデフォルト懸念が表面化しました。
社債の利払いが不履行になるのではという不安に、米国市場・日本市場とも株価下落で反応しました。
恒大集団の債務は、表立って報道されている金額で33兆円にのぼります。
中国は会計実態が透明ではないので、実際の負債はこれ以上あるおそれもあります。
経済関係の報道を見ると「中国の国内だけの負債だから、世界経済にショックは波及しない」という見方が多くなっているようですが、果たしてそうでしょうか。
これだけ巨額の負債になると本当のところはどうなるのか、正確な未来は誰にも見通せないのでは…と私は考えています。
ひとまず、私は保有銘柄のポジションを軽くして、現金余力を積み増しました。
結果的に儲ける機会を損失しても構わないので、恒大集団という不気味な暗雲が晴れるのをじっと待つつもりです。