FIREとインデックス投資

最近、FIRE(Financial Independence,Retire Early)が若年層を中心に人生のロールモデルの一つとして注目を集めています。

ある種のブームのようになっているのには多様な背景やコンテクストがありますが、私自身は「インデックス投資が一般的にも普及してきたことが、FIREを後押ししている」という側面があると思っています。

インデックス投資の基本的なマネーリテラシーとして「全世界や米国の株式に分散投資すれば、年平均5-7%のリターンを期待できる」というものがあります。

ここでは安全めに「年平均4%のリターン」を取れると考えると、元手が5000万円あれば、

5000万円×4%=200万円

の年収が確保できることになります。

(実際、私がたまたま夕方の情報番組で見たFIRE特集でも、こうしたロジックで早期リタイアを目指す共働き夫婦が紹介されていました)

年収が200万円あれば、倹約且つつつましやかにすれば、独身ならばそれなりに楽しく暮らせます。

こうした目標を実際的に目指すことが、ネット証券で良質なインデックス商品を購入できる今の投資環境なら可能です。

FIREが単なる夢物語になっていないことは、インデックス投資が知られるようになってきたことの証しだと思います。

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