株価は簡単に期待を裏切る

きのう18日、内閣府は今年1-3月期のGDPを発表しました。

数値は事前予想を下回る-5.1%。20年度の実質成長率も-4.6%と戦後最悪の落ち込みでした。

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発表時間は午前8時50分。同9時からの国内市場は買い優勢で、日経平均株価は前日比+2.09%の2万8406円84銭で引けました。

おおよその予想を裏切る株価の動きだったのではないでしょうか。少なくとも私は大きな下げを覚悟していました。

株価が上下する大きな要因の一つに予想と実績値のギャップがありますが、それは100%こうなるというものではありません。

理屈や理論と「いま目の前で起こっている」マーケットの動きは、まったく別物なのです。

そうした当たり前だけど極めて難解な事実を、私はきのうの株価の動きであらためて学びました。

GDPマイナスの発表でも逆行高

本日はミズホメディーが+174円の2700円、GMOペパボが+80円の5280円、ネットマーケティングが+17円の543円、静岡銀行が+11円の920円、イーレックスが-20円の1922円でした。

本日は午前8時50分に内閣府が今年1-3月期のGDPを発表しました。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響もあり、予想を下回る5.1%のマイナス成長でしたが、直後にオープンした国内市場は逆行高という反応を示しました。

ほっと一息ついた投資家の方も少なからずいたと思います。

明日の風はどちらに吹くでしょうか…

FBの暗号資産計画に思うこと

米フェイスブック(FB)が先日、暗号資産「ディエム」の運営団体をスイスから米国に移すことを発表しました。

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今後は米金融当局の監督下で米ドルを裏付けとする「ディエムUSD」の発行を目指すようです。

私はこの報道を聞いて、新型コロナウイルスの感染対策に手いっぱいとなっている日本の状況を比較してしまいました。

FBがかねてより野心を示していた暗号資産計画を再び推進していくのは、米国が新型コロナの有事経済から平常モードに戻りつつあることを示唆していると思います。

こうした新規事業は非常事態にはとても注力できるものではないので。

これはおそらく氷山の一角で、日本が新型コロナ対策に時間を取られるほど、イノベーションやチャレンジでも世界から出遅れていくことになります。

国内市場は今週も下落でスタート

本日はミズホメディーが-132円の2526円、GMOペパボが-370円の5200円、ネットマーケティングが-9円の526円、静岡銀行が+6円の909円、イーレックスが+4円の1942円でした。

日経平均株価は-0.92%の2万7824円83銭で引けて、国内市場は今週も下落でスタートしました。

新型コロナウイルスの感染状況が市況に影響を及ぼしているのだとしたら、しばらく下落基調が続くことも想定しなくてはならないかもしれません。

【ネットM】21年6月期 3Qの決算

先週13日、ネットマーケティング(6175)が21年6月期の第3四半期決算を発表しました。

売上高は10,238百万円、EPSは15.70円、売上高成長率は-9.5%でした。

通期業績予想のガイダンスは変更なしで、売上高14,400百万円、EPS18.25円、売上高成長率+0.3%です。

婚活マッチングアプリ「Omiai」(オミアイ)の売上高は1,238百万円で4半期連続で増加、営業利益は113百万円でした。

通期業績予想に対してはほぼ予定通りの進捗で、可もなく不可もない決算内容でした。

オミアイは広告宣伝費の集中投下の効果が出てきており、売上高は再び成長軌道に乗りつつあります。

私は本日現在、継続保有しています。

【競馬】きょうはGⅠヴィクトリアマイル

きょう16(日)の中央競馬は東京11RでGⅠヴィクトリアマイルがあります。

春の最強牝馬の決定戦です。

GⅠ4勝の⑥グランアレグリアが本命なのは、衆目一致するところでしょう。

ただしヴィクトリアマイルは荒れるGⅠレースなので、敢えて本命から外すのもアリです。

予想はスポニチAI競馬予想SIVAを参考にしています。

【2021.5月 第2週】今週の振り返り

きょう5月15日時点の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

ネットマーケティング 535円 / 100株 / 53,500 / +2,200 / +4.28%

イーレックス 1,938円 / 200株 / 387,600 / +135,400 / +53.68%

GMOペパボ 5570円 / 100株 / 557,000 / +104,500 / +23.09%

静岡銀行 903円 / 200株 / 180,600 / +27,600 / +18.03%

ミズホメディー 2,658円 / 300株 / 797,400 / -15,600 / -1.91%

(現在値 / 保有数 / 時価評価額 / 評価損益額 / 評価損益率)

BTC 0.713BTC / 1,524,853円

(取得単価 / 保有数 / 取得原価)

BTCは+150.95%・約230万円の含み益

今週は決算発表ウィークで、保有銘柄もはっきり明暗が分かれました。

ミズホメディーは好決算でしたが投資家の失望売りに見舞われて、1週間で約30%と暴落。私も含み損に転落しました。

静岡銀行とイーレックスは好決算に素直に反応して、それぞれ上昇しました。地銀と再生可能エネルギーの有望テーマ株なので、今後も資金流入を期待できます。

日本市場も大きく調整した1週間でした。下げ止まりなのか二番底を試す踊り場なのか、成り行き注視です。

イーレックスが4%超の上昇

本日はきのう13日に前期の好決算を発表したイーレックスが+84円の1938円と上昇しました。ミズホメディーが+26円で5営業日ぶりに反発して2658円、GMOペパボが-230円の5570円、ネットマーケティングが-20円の535円でした。

イーレックスは+4.53%と予想通りの上昇でした。対照的に、昨日に第3四半期決算を発表したネットマーケティングは-3.6%と売られました。決算内容は可もなく不可もなくで、地合いを考慮すると売られすぎな気もします。

【イーレックス】21年3月期の本決算

きのう13日、イーレックス(9517)が21年3月期の本決算を発表しました。

売上高は141,885百万円、EPSは115.89円、売上高成長率は+60.1%でした。

22年3月期のガイダンスは売上高158,500百万円、EPS110.23円、売上高成長率+11.7%が提示されました。

コンセンサスに対して経常収益〇、ガイダンス〇と良い決算内容でした。

再生可能エネルギーという有望テーマの銘柄群の中でも、堅実に事業拡大していることが確認できました。

当然、継続保有します。

静岡銀行が決算好感で上昇

本日はきのうに前期の好決算を発表した静岡銀行が+21円の875円と上昇しました。ミズホメディーが-79円と4営業日続落して2632円、GMOペパボが-130円の5800円、イーレックスが-12円の1854円、ネットマーケティングが-19円の555円でした。

日経平均株価は-2.49%の2万7448円1銭で終えて、1月末以来、約4か月ぶりに終値で2万8000円を割りました。

市況につられて好決算だった企業の上昇は限定的、振るわない決算だった企業はきつめの下落という様相です。

本日はイーレックスが21年3月期の本決算、ネットマーケティングが21年6月期の第3四半期の決算を発表しました。

イーレックスは好決算、ネットMは可もなく不可もなくという感じでした。詳細はまたあらためてこのブログで書こうと思います。