ほぼすべての働く人が活用できる年金制度に、iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)があります。
私も勉強がてらあらためて調べてみて「なるほど」と知ったことを、このブログで連載にして紹介します。
【連載③:イデコ 受け取るお金に対する優遇】
イデコは税金の優遇(取られる税金が少なくなる)でトクするということを連載はじめに確認しました。
今回は受け取るお金(年金受け取り時)に対する優遇を見ていきます。
イデコで運用したお金は60歳以降、年金または一時金(退職金のイメージ)で受け取ります。
年金や退職金には定められた控除額を超えた分について税金がかかるのですが、イデコで運用したお金は全額が非課税で受け取れるという優遇があります。
控除は「公的年金等控除」または「退職所得控除」です。
退職金や年金にかかる税金の計算は複雑ですが、例えば1000万円以上の退職金は数十万円ほどの税金を取られることもあります。
イデコは長期間に渡って運用した後、“出口”のところでも税金の優遇があることは覚えておくべきでしょう。
ここまで全4回にわけて、イデコの税金の優遇を見てきました。
次回は補足として、イデコにはインデックス投資が最適という話をしたいと思います。
参考:イデコの公式サイトはこちら