iDeCoは何がおトクなのか②

ほぼすべての働く人が活用できる年金制度に、iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)があります。

私も勉強がてらあらためて調べてみて「なるほど」と知ったことを、このブログで連載にして紹介します。

【連載①:イデコ 払うお金に対する優遇】

イデコは税金の優遇(取られる税金が少なくなる)でトクするということを連載はじめに確認しました。

具体的な税金の優遇の一つとして、払うお金(掛け金)に対する優遇があります。

イデコは毎月、掛け金を投じて投資信託などの金融商品を買います。

この掛け金の金額が、税金を取られる収入(課税所得)から控除されて、税金を低く抑えることができます。

以下、具体的な例で見ていきましょう。

具体例:毎月の所得が20万円 / イデコで1万円を拠出 / 税率は20%

・イデコを使わないと

→税金は20万円×20%=4万円

・イデコで1万円を拠出すると

→課税所得は20-1=19万円、税金は19万円×20%=3.8万円

・イデコで1万円を拠出すると、支払う税金は4-3.8=0.2万円。つまり2000円トクする

上記の具体例では、イデコで毎月1万円を拠出すると、毎月の税金が2000円低くなることが分かりました。

このように、イデコには掛け金に対して税金の優遇があります。

税金が安くなればその分確実に手取り収入は増えるので、このメリットはぜひ自分のものにしましょう。

次回は儲けたお金(運用益)に対する優遇です。

参考:イデコの公式サイトはこちら

コメントを残す