サイゼリヤの決算説明資料は数字だらけ

きのうに続いてイタリアンのファミレスチェーンを経営するサイゼリヤ(7581)の話題です。

私はサイゼリヤを「徹底した理系思考、科学思考で経営する企業」と見ていますが、そうした企業文化が端的に現れているのが、決算説明資料です。

サイゼリヤ・20年8月期の決算説明資料

実物は上記のリンクからご覧になっていただけると分かりますが、たとえば20年8月期の決算説明資料は、全31ページのほぼすべてが経営成績の数字と棒グラフ・折れ線グラフで占められています。

内容をじっくり追っていくと、計算自体は四則計算だけで充分で、どの数字や指標も企業決算で開示される基本的なものばかりです。

IT系の新興企業などにありがちな経営成績を無理やり良く見せたいがためのトリッキーな指標や恣意性は皆無で、情緒や感情に訴えかけるイラストやレトリックもまったくありません。

例えていうなら、科学者が学会で研究成果をスライドで発表するような趣きを感じさせます。

人間の五感に関わる食を扱う企業としては、かなり異色です。

決算説明資料はその企業のことを合わせ鏡のように映しだすものですが、サイゼリヤの企業文化やDNAを理解するためには一度は見てみていいと思います。

近所の業務スーパーに立ち寄ってみた

本日はイーレックスが-134円の1969円、GMOペパボが-90円の6000円、静岡銀行が+10円の746円、ネットマーケティングが+9円の633円でした。

きょうは自宅勤務の合間の散歩で、近所の業務スーパーに立ち寄ってみました。

初めて店内の品ぞろえをしっかり見たのですが、冷凍食品のコストパフォーマンスの良さに驚きました。

肉や魚などの食材、加工食品とも、ふだん使いしているスーパーマーケットと比べると、はっきりと安くて量が多いです。

お昼の情報番組では業務スーパーの売れ筋ランキングの企画は定番ものらしいですが、主婦(夫)の方々が見たりするのだろうなと納得しました。

新型コロナ緊急事態宣言での注目銘柄

日本政府は現在、新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の首都圏1都3県に対して緊急事態宣言の発令を検討しています。

実際に発令されると日本市場にもネガティブインパクトが見込まれますが、ここでは個人的に注目したい銘柄としてサイゼリヤ(7581)を取り上げます。

☆サイゼリヤについての確認

・20年8月期は売上高1268億円(国内952、海外314。海外比率は24.8%)

・きのう5日時点の株価は1833円

→直近52週間の最安値は20年4/6につけた1608円

→昨年はコロナ禍が一息ついた10月に2150円台(4月から約+30%)まで値を戻す場面も

☆私がサイゼリヤに注目した理由

・緊急事態宣言が発令したら、外食産業の株価は下落しそう

・外食の企業では、サイゼリヤに期待できそう

・昨年のコロナ禍からの株価戻りでは30%の上昇をしている

・2度目の緊急事態宣言発令で、サイゼリヤもある程度耐性ができているはず

私はサイゼリヤは「レジリエンス(しなやかな回復力)を持つ企業」だと見ています。

創業者である正垣泰彦会長は徹底した理系思考の持ち主で、サイゼリヤの経営も厳密な数字に裏打ちされた科学的なアプローチで成長してきました。

そうした企業文化やDNAは、一度経験済みの新型コロナウイルス禍=緊急事態宣言でも真価を発揮するのではと期待します。

市場全体が外食産業を悲観視して株価が極端に下がるようであれば、サイゼリヤは狙いどころになるかもしれません。

昨日はBTCが一時急落

本日はイーレックスが-96円の2103円、GMOペパボが-10円の6090円、静岡銀行が-8円の364円、ネットマーケティングが-16円の624円でした。

暗号資産のビットコイン(BTC)はきのう4日、高値の1BTC=340万円から一時270万円台まで約20%も急落する場面がありました。16時すぎから19時前まで、約3時間弱の間の値動きです。

極めてボラティリティの高いアセットですが、あらためてその激しさを目の当たりにしました…

2020年 合計の売買損益

2020年、私の合計の売買損益は以下の通りでした。

+507,964円

昨年5月にこのブログを開設したのに合わせて、4-12月の9カ月間の売買損益になります。

損益の一部には、ブログ開設以前に保有していた未公開の銘柄分が含まれています。

全体的に見ると、11・12月に売却したバイオンテック(BNTX)の約30万円分の利益が大きく貢献しています。

投資元本は入出金があるので厳密ではありませんが、おおよそ300-400万円といったところです。

日本株や米国株の市場平均のパフォーマンスと比べると、ほぼ同じ~わずかに下回るくらいの感覚です。

結果的にはおとなしくインデックス投資に専念していた方が良かった気もしますが笑、今年も個別銘柄を売買していきます。

各月の投資成績はこちら

【訂正】20年12月の売買損益

1月2日の記事でアップした2020年12月の売買損益に誤りがあったので訂正します。

あらためて、昨年12月の株式の売買損益は、

【訂正前】

±0円

【訂正後】

+135,057円

です。

バイオンテック(BNTX)を残り35株保有していた分を、12月14日に利益確定した金額です。

売買まとめの記事で11月の利益確定と合計していたので、勘違いしていました。

申し訳ございませんでした。

東証が大発会 2021年がスタート

本日はイーレックスが+121円の2199円、GMOペパボが+320円の6100円、静岡銀行が-12円の744円、ネットマーケティングが-30円の640円でした。

きょうはイーレックスが+5.82%、GMOペパボが+5.54%と2021年のロケットスタートを決めました。一方でネットマーケティングは-4.48%と逆風からの発進になりました。

東京証券取引所は大発会を迎え、2021年も取引がスタートしました。

今年は三が日が土・日に重なって、例年より仕事始めもだいぶ早いなという感じです。

当ブログもきょうから通常運転モードでいきますので、よろしくお願いいたします。

今年は投資を始めるいいタイミング

新年の計は元旦にありといいますが、まだ投資を始めていない人にとっては、今年は「投資元年」の良いタイミングかもしれません。

現在、世界各国が新型コロナウイルスの感染予防の経済対策として、超大規模な金融緩和を実施しています。

これはお金の価値が下がる(インフレ)効果をもたらしており、株式や実物資産の価格の上昇の要因となっています。

当面、金融商品は大局的に見て価格の上昇トレンドが続くはずです。

インデックス投資など市場全体の平均価格に連動する投資をすれば、こうした価格上昇の恩恵を享受できます。投資に興味のある方は多少の面倒くささを押してでも、ネット証券などの口座を開設するチャンスです。

正月に必ずのぞく福袋

正月三ヶ日は、ショッピングでいろいろなお店に並ぶ福袋を見て回るのも楽しいものです。

ここ数年、私が必ずのぞいているのは家電量販店の福袋です。

家電量販店は普段からライバル店舗どうしで熾烈な安売り合戦をしています。新年初売りという意地もあるのか、どのお店も福袋は価格・中身ともに採算二の次のような“本気度”を感じます。

きょうのぞきに行った店舗では、PC・マイク・スタンドライト・ヘッドフォンなどの「リモートワークセット」やドライヤー・マッサージ機・美顔器などの「ビューティーセット」、ニンテンドーSwitch・ソフト・周辺アクセサリーなどの「ゲームセット」が数万円台で売り出されていました。

家電量販店の値札の感覚を何となくでもつかんでいる方は、一度のぞいてみることをお勧めします。掘り出しものが見つかるかもしれませんよ。