マネックス証券が肝いりで販売しているファンド、
の昨年12月の月次レポートを読みました。
サマリは以下の通りです。
12月末時点で…
・基準価額は11,103(前月比+6.2%)
・純資産総額は54.2億円(同+11.5%)
・株式組入比率
→12月末時点で、時価総額5000億円以下の投資先の企業数が54.9%
その他
・同ファンドが2020年日経ヴェリタス賞を受賞
純資産総額は前月比+6.2%で、2カ月連続のプラスとなりました。
ファンド創設1年目の年末ということで、レポートの冒頭にはマネックス証券CEO・松本大氏から「ファンドの受益者の皆さまへ」というあいさつ文が掲載されています。
あいさつ文では、松本氏が、
「私の全体の時間の3分の1から半分程度を、このファンドのために費やしています。」
と明かしています。
松本氏の職責や年齢を考慮すると、どれだけこのファンドに注力しているのかが良く分かります。
ファンド運用の状況の報告では、次の一文が目を引きました。
「日本市場で活動している複数のアクティビストファンドとの面談も実施し、投資/エンゲージメントについて、積極的な意見交換を行いました。」
その意を素直に汲み取るなら「他のファンドとも合従連衡して投資する意向もある」でしょう。
投資金額という直接的なパワーのアップを図るという意味では、非常に有効な選択肢だと考えます。
同ファンドの動向は来月以降もブログで取り上げていきます。
※私は同ファンドを1万円ぶん、保有しています。