きのう10日、ソニーが米アニメ運営会社を約1222億円で買収するというニュースが飛び込んできました。
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買収されるのはAT&T傘下にあるクランチロールです。
現在、アニメ動画配信事業は世界基準のプラットフォーマーになるための覇権争いをしており、例えばネットフリックスはCEOがその座を獲りにいくと公言しています。
クランチロールは米国資本では有力なプレーヤーだったので、ソニーは大胆な勝負に出たといえます。
アニメ業界に造けいが深い知人に聞いたことがあるのですが、こうした動向に対しては「海外の大手資本が本気で囲い込みにきたら、日本アニメは長いものには巻かれろでみんななびくと思う」と言っていました。
ライツビジネスのノウハウ・動画配信のテクノロジーや必要な資本力・コンテンツを創る人々への報酬体系、日本はすべてにおいて米国に後れを取っていると思います。