先日、菅首相が所信表明演説で「2050年、温室効果ガスゼロの脱炭素社会を目指す」と宣言しました。
政策関連銘柄のテーマとして「再生可能エネルギー」が注目されそうです。
このブログでは私なりにテーマ研究をします。
第2回「企業分析」、4回目はウエストHDです。
☆ウエストHD(1407) ジャスダック
・2006年創業、広島市西区、代表:江頭栄一郎、資本金:20億円
・事業:太陽光発電の工事、電力小売りも
・売上高 20年8月期は619億円
・当期純利益 20年8月期は44億円
・再生可能エネルギー事業について
太陽光発電を専門とする「ソーラーカンパニー」。住宅、事業所、工場などへの太陽光発電パネルの取付&メンテナンス、地方自治体と協業しての地域創生事業、省エネコンサル、売電、メガソーラーの施工・販売など。
・寸評
【評価】☆☆☆☆(5点満点)
「ソーラーカンパニー」の通り名どおり、太陽光発電を専門とする分かりやすいビジネスモデルです。
ソーラーパネルの取り付けをメインに関連事業まで手広く展開しています。国内の太陽光発電事業では最も仕事が集まる企業であり、政府の助成金などが予算化されたときも多額を取り込めるはずです。
株価は5月からほぼ半年間で2倍近くまで急上昇しています。それでも21年8月期の決算予想に対してのPERは22-23倍で、まだ飛び乗る余地はあると思います。
気になるのは直近の20年8月期で、前年の売上高を下回ったことです。私は数期に渡って増収を続けている成長企業に好んで投資するので、成長トレンドという面で二の足を踏みます。
全体的には有望な企業だと思います。市場全体がマクロ要因で大きく下げたときに、買いの好機が出てくるかもしれません。
参考:ウエストHDの企業サイトはこちら
「【再生可能エネ②-4】企業分析<ウエストHD>」への1件のフィードバック