【再生可能エネ②-3】企業分析<レノバ>

先日、菅首相が所信表明演説で「2050年、温室効果ガスゼロの脱炭素社会を目指す」と宣言しました。

政策関連銘柄のテーマとして「再生可能エネルギー」が注目されそうです。

このブログでは私なりにテーマ研究をします。

第2回「企業分析」、3回目はレノバです。

☆エフオン(9519) 東証一部

・2000年創業、東京都中央区、代表:木南陽介、資本金:22億円

・事業:再生可能エネルギーの発電、開発・運営

・売上高 20年3月期は194億円 4期連続で前年比プラス

・当期純利益 20年3月期は8億円

・再生可能エネルギー事業について

太陽光発電、バイオマス発電、風力発電、地熱発電などの発電所を開発、運営・管理、売電も行う。発電所は太陽光11、バイオマス1が稼働中。バイオマス・風力・地熱は21年以降10カ所以上が稼働予定。海外プロジェクトではベトナムで風力発電に投資。

・寸評

【評価】☆☆☆(5点満点)

国内の再生可能エネルギー事業者では、最も有名な企業の一つです。

電源が太陽光・バイオマス・風力・地熱とすべて扱っている上、発電所から小売までの上下流で事業を展開しているので、政府が再生可能エネルギーの助成金を予算組みしたら、全面的にその恩恵を取り込めそうです。

売上高も順調に伸びているので、事業の成長性も及第点以上だと思います。

ただし、現時点で株価が相当に高い水準まできています。

21年3月期の決算予想の数字ベースでPERが100倍を軽く超えているので、いつ大きな調整が入ってもおかしくない状況です。

事業の全体像には魅力がありますが、私は同業でPERがもっと低い企業への投資を優先して検討します。

参考:レノバの企業サイトはこちら

コメントを残す