【再生可能エネ②-1】企業分析<タクマ>

先日、菅首相が所信表明演説で「2050年、温室効果ガスゼロの脱炭素社会を目指す」と宣言しました。

政策関連銘柄のテーマとして「再生可能エネルギー」が注目されそうです。

このブログでは私なりにテーマ研究をします。

第2回は「企業分析」。1回目はタクマについてです。

☆タクマ(6013) 東証一部

・1938年創業、兵庫県尼崎市、代表:南條博昭、資本金:134億円

・事業:ごみ焼却炉・水処理。バイオマス発電

・売上高 20年3月期は1345億円 7期連続で前年比プラス

・当期純利益 20年3月期は74億円

・再生可能エネルギー事業について

バイオマス発電プラントの建設をしている。20年3月期は中国木材株式会社から2件を受注。22年に広島県呉市、23年に宮崎県日向市に建設予定。受注金額は「?」

・寸評

【評価】☆☆(5点満点)

再生可能エネルギー事業としては「バイオマス発電の建設」の国内最大手というポジション。極めて専門性の高い事業ですが、プラント建設の受注金額が公開されている資料からは分かりませんでした(私が見落としているだけかもしれませんが)。

メイン事業のごみ焼却プラントよりは売上高が低く、「成長分野の有望な新規事業」という位置づけだと思います。

再生可能エネとしての売上高の規模が見えてこないので、私は積極的な投資対象としては検討しません。

参考:タクマの企業サイトはこちら

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