ホームセンター大手の島忠を巡り、業界最大手のニトリとDCMのTOB合戦が勃発しそうな気配です。
島忠に対しては現在、DCMがTOBを実施中で、最大1636億円の投資での完全子会社化を目指しています。ニトリはここに割って入る形で、月内にもTOBの表明がされるのではないかという観測が出ています。
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そんなさなか、きのう21日には旧村上系ファンドのシティインデックスイレブンスが島忠株8.38%を保有していることが、関東財務局に提出された大量保有報告書で明らかになりました。
三つ巴のプレーヤーが出現したことにより、島忠のTOB価格は自ずから上昇していくでしょう。同銘柄を保有している個人投資家はあせって市場で売却せず、じっとTOB合戦がヒートアップするのを待つと良さそうです。