【2020.9月 第1週】今週の振り返り

きょう9月12日時点の保有銘柄の含み損益は以下の通りです。

ネットマーケティング 611円 / 200株 / 122,200 / +19,600 / +19.10%

イーレックス 1,055円 / 200株 / 211,000 / -41,200 / -16.33%

GMOペパボ 4,085円 / 100株 / 408,500 / -44,000 / -9.72%

(現在値 / 保有数 / 時価評価額 / 評価損益額 / 評価損益率)

バイオンテック(BNTX) @88.78$ / 150株 / 13316.97$

モデルナ(MRNA) @79.77$ / 50株 / 3988.40$

(取得単価 / 保有数 / 取得原価)

BNTXは11日夜の時点で約40万円の含み損、MRNAは約12万円の含み損

今週はイーレックスとGMOペパボで大きめの下落に見舞われました。

イーレックスは既存株が15%希薄化する新株予約権の発行に伴う値下がりで、GMOペパボは特段の理由がない調整です。

どちらの銘柄も売上高の成長期待は変わらないので、次の決算発表を待とうと思います。

消費税率と菅官房長官の発言

本日はGMOペパボが-210円の4085円と続落し、ネットマーケティングが+8円の611円、イーレックスが-7円の1055円でした。

きょうは次の総理大臣になることが確実視されている菅官房長官が、「現行の消費税率10%は向こう10年間は上げない」という趣旨の発言をしたことがニュースになりました。

先日に自身が「消費税率はいつか上げる」と発言したことが波紋を呼んだため、鎮火にあたったのだと思います。

10月解散総選挙の観測も出てきたなか、消費税率は確実に政局のテーマになってきています。

敵対的TOBに屈した大戸屋HDの今後は?

コロワイドが大戸屋HDに仕掛けていた敵対的TOBは、コロワイドが最終的に46.77%の株式を保有して成立する結果となりました。

コロワイドは9日にさっそく、大戸屋HDの現取締役11人の解任と自社の取締役候補者7人を推薦する臨時株主総会の開催を請求しました。

ロイターの記事はこちら

まずコロワイドが要求する経営陣の刷新は、株式の保有割合でもってその通りとなるでしょう。

中長期的に、大戸屋HDはどういった展望になっていくでしょうか。

コロワイドは敵対的TOBをすると発表したときから、大戸屋に対してセントラルキッチン方式を導入する意向を示しています。

これは食事の提供のためのコストを下げますが、大戸屋の競争力の源泉であった「おいしい定食」の味も確実に削ぐことになるでしょう。

大戸屋の提供するものが「おいしい定食」から「安くてふつうの定食」になるのだとしたら、私は大戸屋の未来に対してネガティブな見通しを持ちます。

GMOペパボはいってこいの一日

本日はGMOペパボが+5円の4295円、ネットマーケティングが−4円の603円、イーレックスが+13円の1062円でした。

GMOペパボは取引時間中に高値で4500円台までいきましたが、終値ではほぼいってこいとなりました。

先日からこのブログでも取り上げていた大戸屋HDを巡るTOBは、買収をしかけたコロワイドが40%超の株式を取得して成立という結果になりました。

また今後の展望などを予想してみたいと思います。

投資で失敗した人の話はどこにある?

投資の情報をインターネットで探していると、大金持ちになった投資家のサクセスストーリーや投資のコツをたくさん見かけます。

その一方で、投資で失敗して大損したり鳴かず飛ばずだったりするような人の話は、成功譚よりはずっと少ないです。

これは単純に「失敗した人はその話をしたがらない」からで、世間一般でいうと、成功より失敗した投資行動の方がずっと多いのだろうと思います。

私は投資に関しては、同じ失敗を繰り返さなかったり、誰かが犯したミスを知って同じことをしないように気をつけることがとても重要だと考えています。

ブログやSNSで投資の失敗を見つけたら、それを発信している人をあざ笑うのではなく、貴重な知見を提供してもらっていることに感謝して、謙虚に学ぶようにしていきたいです。

イーレックスの増資の概要について

私が保有するイーレックスがおととい7日、増資(第三者割当による増資新株予約権発行)を発表しました。これを受けてきのう8日、株価は-15.1%と大きく下落しました。

今回の増資について、概要を調べたのでメモします↓

・発行した新株予約権は8万個、潜在株式数は800万株

・引き受けるのはSMBC日興証券とみずほ証券

・調達金額の見込みは約101億円

調達資金の使途は、

①カンボジアの水力発電の開発資金 22億円

②大型バイオマス発電所の新規の建設費用 21.2億円

③電力小売り事業のM&Aでつかった借入金の返済 30億円

④将来の成長投資のためのお金 28.4億円

今回の増資で既存株の最大希薄化率は15.67%を算出していました。

きのう7日の株価下落率は-15.1%だったので、今回の増資の影響は数字上はほぼ織り込まれました。

私は同銘柄を継続保有するか売却するか検討して、継続保有することにしました。

主な理由は以下の通りです。

・売上高が伸長する限り、グロース株として期待できるから

・成長企業が増資で資金調達することは、経営戦略としては合理性があるから

今回の調達資金の使途に関して、私が懸念するリスクは以下の通りです。

・カンボジアの水力発電事業がどれくらい有望なのか、自分では判断できない

・これまでのM&Aでつかった借入金の返済に充てることが、経営的に妥当なのか評価できない

次回の四半期決算まで保有し、売上高の進捗を確認して、あらためて保有か売却かの判断をしたいと思います。

参考:イーレックスが発表した今回の増資の説明資料

イーレックスが増資の発表で大きく下落

本日はイーレックスが−192円の1075円と大きく下落し、GMOペパボが+90円の4620円、ネットマーケティングが+13円の616円でした。

イーレックスはきのう7日の引け後に、みずほ証券などを引き受け手とするMSワラント800万株の割当増資を発表しました。きょうの下落はそれを受けてのもので、−15%超と既存株主には痛手になりました。

イーレックスについては割当増資の内容を自分なりに調べて、保有か売却かの判断をしようと思います。

日産はなぜ政府保証1300億円を得られたか

朝日新聞デジタルがきのう7日、日本政策投資銀行が5月に決めた日産自動車への1800億円の融資のうち、1300億円に政府保証がついていたと報じました。

朝日新聞デジタルの記事はこちら

これは日産の返済が滞れば、1300億円の約8割にあたる1000億円を、政府が返済するということです。原資はもちろん税金です。

日産自動車は関連部品メーカーなども含めると雇用のすそ野が広く、経営不安はなるべく取り除かなくてはいけない―という理屈は、当然立つでしょう。

そうした正論を踏まえつつですが…

日産自動車の本社所在地は、こんど新総理大臣となることが確実となった菅官房長官の地元選挙区です。

この事実もまた、知っておいて損はないと私は思います。

GoToキャンペーン申請は14日まで

本日はGMOペパボが−170円の4530円、ネットマーケティングが+16円の603円、イーレックスが-1円の1267円でした。

きょうは8月に近場を旅行したときの精算で、GoToトラベルキャンペーンの補助金を申請しました。

同キャンペーンの申込期限は今月14日までとなっています。あと1週間しかないので、夏休みに旅行して対象となる方はご注意を。