NTTがきのう29日、NTTドコモの完全子会社化を目指してTOBを実施することを発表しました。
NTTは現在ドコモに対する66%の持ち分を100%にする意向です。
TOBの期間はあす30日から11月16日までで、NTTはTOB資金として最大4.3兆円の融資を受けます。買付価格は1株3900円で、29日時点の株価から21%のプレミアムがつきます。
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NTTのこの発表に接して思い浮かんだのは、「信用売りをしていた投資家はどうなっているだろうか」ということです。
菅首相が就任早々に携帯電話料金の引き下げを打ち出したことで、キャリア各社の株価は下落が続いていました。
信用売りをしていた投資家も少なからずいるはずです。
過度なレバレッジや全財産に近い金額を投じていた投資家は、場合によっては致命傷になりかねないかもしれません。
私が信用売買に恐くて手を出さないのは、こうした晴天のへきれきのようなことが投資には往々にして起こるからです…