きのう11日、ネットマーケティング(6175)の20年6月期・本決算が発表されました。
EPSがガイダンス29.65円に対して34.53円、売上高がガイダンス14290百万円に対して14363百万円、売上高成長率は前期比で+2.2%でした。
※ネットMはコンセンサスが出ていないため、会社ガイダンスを参考値とする。
21年6月期は新ガイダンスとしてEPS22.98-37.17円、売上高15500百万円、売上高成長率+7.9%が提示されました。
20年6月期はEPS、売上高、売上高成長率ともガイダンスを超えたので、良い決算だったと思います。第4四半期に新型コロナウイルス禍による業績押し下げがあったことを考えると、プラスαの価値があるでしょう。
当年度の業績をセグメント別にみると、主力の広告事業は売上高98億34百万円(+0.2%)、成長の柱といえるメディア事業(ネットの婚活サービス「Omiai」)は売上高45億29百万円(+6.8%)でした。
これを素直に読み取るのなら、「主力事業は頭打ちも見えてきた」「成長事業はまだ伸びる期待あり」でしょう。
ネットマーケティングは会社がガイダンスの業績を手堅く超えてくることが期待でき、株価もOmiaiの成長期待に支えられていると考えているので、継続保有します。