「上司に好かれる方法」「上司のハートをつかむ働き方」といったテーマはビジネスハウツー本のど定番ですらありますが、私自身が新入社員のときに上司から言われて、今も実践していることが一つあります。
それは「上司に叱られた翌日、気持ちを引きずらないで、普段通りの態度でその上司に接する」というものです。
これを教えてくれた当時の上司からはこう教えられました。
「上司の立場でも誰かを叱ったり怒ったりするのは嫌なものだし、相手がどう受け止めているか気にするんだ。翌日にクヨクヨしたり根に持たず、普通に接してくる部下はありがたい」
逆説的な考え方かと思われるかもしれませんが、これは真実です。自分がその上司の年齢に近づいてきたいま、本当にその通りだなと実感しています。
また、部下との接し方や距離感をこういう風に持っていた上司は、会社の立場を抜きにして良い人だったんだなということにも最近になって気づきました。
後は自分が部下にこの教えを語り継ぐために出世するだけなのですが、それはかなり先になりそうなのが惜しいところです笑