きのう4日の記事では、2日にあったバークシャー・ハザウェイ(BRK)の年次株主総会でのウォーレン・バフェット氏の発言をメモして取り上げました。
個人的に最も驚いたのは、今回のコロナショックもバフェットは市場暴落、投資機会と見なさなかったことです。オマハの賢人は、大きなチャンス(世界市場にとってはさらなる危機)はまだこれから先にやってくるという見立てなのでしょう。
航空業界については、コロナショックで旅客が急減しており、この状況が少なくとも数年間は続くだろうと述べています。「コロナショックが収束したら元通りになるだろう」という不確実な未来を当てにせず、保有していた米航空企業4社の株式をちゅうちょなく損切りするあたりは大いに学びたいところです。